話し方の基礎技術一覧|声・表情・視線・姿勢を整える70項目

話し方の基礎技術一覧|声・表情・視線・姿勢を整える70項目|ヒューマン話し方教室

話し方を直したいと思うとき、つい中身のことばかり考えてしまいます。

 

何を言うか。

どうまとめるか。

もっと気の利いた表現はないか。

 

それはもちろん大事です。

でも、その前に外から見える部分で静かに損をしていることも少なくありません。

 

声が細い。

表情が硬い。

視線が落ち着かない。

姿勢が不安そうに見える。

口癖が妙に残る。

 

話し方というと性格や才能の話にされがちですが、最初はもっと手前のところから見ていいのだと思います。

声が前に出ているか。

口が開いているか。

笑顔が固まっていないか。

視線が泳いでいないか。

このあたりは、意外と変えやすい。しかも、変わると印象が早いです。

 

少し整うだけで、話しやすさのほうが先に生まれることがあります。

この順番は、わりと大事です。

基礎技術は、まず5つに分けて見る

全部を一度に見ようとすると、少し大きすぎます。

なので、基礎技術はこの5つに分けて見ると整理しやすいです。

 

声・発声

声が前に出ているか。

細く弱くなっていないか。

喉に力が入りすぎていないか。

声の出方は、そのまま印象になります。

 

滑舌

口が動いていないと、言葉は曖昧に聞こえます。

寒い日や緊張しているときほど、口は動かなくなる。

早口言葉のような単純な練習が、案外効きます。

 

表情・笑顔

笑顔は、感じのよさの話だけではありません。

口角が上がると、声も前に出やすくなる。

表情がやわらぐだけで、相手が受け取る空気はかなり変わります。

 

視線・姿勢

視線が泳ぐ。

体が揺れる。

猫背になる。

こういうものは、話し手の不安をそのまま見せてしまいます。

逆に、視線と立ち方が落ち着くだけで、堂々として見えます。

 

口癖・話し癖

「えー」「あのー」「はい」

自分では気づきにくいけれど、聞く側にはかなり残ります。

しかも緊張すると増えやすい。

ここは、録音や録画で見たほうが早いところです。

話し方の基礎技術70項目一覧

声・発声・滑舌

  1. 声は前に出す意識を持つ。
  2. 声は一点に向けて飛ばすと通りやすくなる。
  3. 声がこもると、内容まで弱く聞こえやすい。
  4. 声が小さいと、自信がない印象になりやすい。
  5. 細い声は説得力を削りやすい。
  6. 喉の力を抜くと声は出しやすくなる。
  7. 発声は話し方全体の土台になる。
  8. 発声は続けないと鈍りやすい。
  9. 毎日の練習は声の安定につながる。
  10. 声の出方が変わると印象も変わる。
  11. 話す前に少し声を出しておく。
  12. 本番前の準備運動は声の立ち上がりを変える。
  13. 朝は軽い発声が効く。
  14. 緊張時ほど身体から整える。
  15. 直前の数分でも差は出る。
  16. 滑舌は練習で改善できる。
  17. 口が動かないと曖昧に聞こえる。
  18. 早口言葉は準備運動になる。
  19. 緊張で口が動きにくいときほど滑舌練習が効く。
  20. 言いにくい言葉を避けすぎない。
  21. 滑舌の悪さは内容以前の問題になる。
  22. 明瞭さはわかりやすさの前提になる。

表情・笑顔

  1. 笑顔は相手に安心感を与える。
  2. 笑顔は受け入れられた感覚を生みやすい。
  3. 笑顔は好印象につながりやすい。
  4. 笑顔は話への興味も引き出しやすい。
  5. 口角が上がると声も出しやすい。
  6. 笑顔は印象だけでなく発声にも影響する。
  7. 表情が硬いと感情が届きにくい。
  8. 顔の筋肉をほぐすと表情は出やすい。
  9. 頬や口角を上げる練習は基本になる。
  10. 表情もトレーニングの対象に入る。

視線

  1. 視線が泳ぐと不安そうに見える。
  2. 一点を見る意識は安定感につながる。
  3. キョロキョロすると落ち着かない印象になる。
  4. 上目遣いは不自然さにつながることがある。
  5. 視線の安定は自信の印象をつくる。
  6. 聞き手は目線の動きもよく見ている。
  7. 視線は心理状態を映しやすい。

姿勢・立ち方・所作

  1. 姿勢がふらつくと話も不安定に見える。
  2. 足を肩幅に開くと立ち姿は安定しやすい。
  3. 安定した立ち方は堂々とした印象につながる。
  4. 猫背は頼りなさに見えやすい。
  5. 姿勢の癖は自分では気づきにくい。
  6. 立ち方は内容と切り離せない。
  7. 姿勢が整うと声も通りやすい。
  8. 落ち着いた立ち姿は聞き手を安心させる。
  9. 体の揺れは緊張や迷いを増幅して見せる。
  10. 手が落ち着かないと全体も落ち着かなく見える。
  11. 足元の安定は大きい。
  12. 歩き方にも自信はにじむ。
  13. 立ち居振る舞いも話し方の一部になる。
  14. 所作の雑さは話まで雑に見せることがある。
  15. 聞き手に背を向けすぎない。
  16. 身のこなしは信頼感を左右する。
  17. 挨拶の仕方には配慮が表れる。
  18. お辞儀をしながら話すと伝わり方が弱くなることがある。
  19. 礼のタイミングも印象を左右する。
  20. 挨拶は短くても第一印象を決める。

口癖・話し癖

  1. 口癖は本人が思う以上に目立つ。
  2. 「えー」「あのー」は集中を削ぎやすい。
  3. 口癖は自覚しにくい。
  4. 緊張すると口癖は増えやすい。
  5. 同じ癖の反復は説得力を下げる。
  6. 語尾が上がると頼りなく聞こえやすい。
  7. 完全になくすより、目立たなく整える発想が現実的。
  8. まわりくどい言い回しも癖になりうる。
  9. 無意識の「はい」「うん」も点検対象になる。

全体印象

  1. 内容以前に外形で損をしている人は多い。
  2. 声・表情・視線・姿勢が整うだけで印象は大きく変わる。

最初に直すなら、全部ではなくひとつでいい

こういう一覧を見ていると、全部気になってきます。

でも、全部を一度に直そうとすると続きません。

 

まずはひとつで十分です。

 

声が弱いなら、声。

硬く見えるなら、表情。

落ち着かないなら、視線。

頼りなく見えるなら、姿勢。

気になるなら、口癖。

 

ひとつ整うと、次が見えてきます。

基礎技術は、その変化がわりと早く出るところです。

だから最初の入口として向いている。

話し方の基礎は、性格ではなく調整できる部分でもある

自信がないから声が小さい。

感じが悪いから表情が硬い。

緊張しやすい性格だから視線が泳ぐ。

 

そう思ってしまうことはあります。

でも実際には、口が開いていないだけだったり、呼吸が浅いだけだったり、立ち方が不安定なだけだったりもします。

性格の前に、調整できる部分がある。

ここを見ないまま自己評価だけを下げるのは、少しもったいない気がします。

まとめ

話し方の基礎技術は、派手ではありません。

 

けれど、声、滑舌、表情、視線、姿勢、口癖。

このあたりが整うだけで、伝わり方はかなり変わります。

 

話し方を変えたいとき、いきなり大きく変わろうとしなくていい。

まずは、外から見える部分を少し整える。

そこから始めるくらいが、ちょうどいいのだと思います。

 

次に読むなら、基礎の次に来るのはこのあたりです。

👉 伝え方のコツ一覧|話の組み立て・自己紹介・印象に残る話し方55項目

 

全体像から見直したい方はこちら。

👉 話し方とコミュニケーションを体系化する。本当に鍛えるべきことの全体像